【ゲームレビュー】アストラルチェイン
あらすじ
近未来、異次元の扉ゲートと呼ばれるものが開き、地球各地で汚染が発生する 汚染された人間は偏移体に姿を変え他の人達を襲うようになる。 また、ゲートからはキメラと呼ばれる異次元に住む生物が人々をゲートの向こうアストラル界へと連れ去るようになる。
このゲームは異次元からモンスターが突如現れたことで崩壊した世界が舞台
各国は巨大人工島アークを作り、そこに避難していた。
異次元の生物キメラが関係する事件や人々を守る警察組織 特務局 特殊災害対策課 「ネウロン」が発足し、主人公はネウロンに配属された新人警察官という扱いで、 キメラ退治や反乱組織の陰謀やキメラの謎を捜査していく
目次
面白いところ
メインストーリーではそれぞれ第一章・二章….の様にチャプターが用意されており、それぞれにマップが用意されている。 そのマップを探索しなが事件の証拠集めや、途中で発生するサブクエストがいくつか点在しそれをクリアする事でゼルダシリーズの様な探求心を満たす要素がいっぱいあります。
メインストーリーのチャプターを終えると、次のチャプターが進める様になり、ストーリーの進行後に何を進めたら良いか?といういわゆる中だるみが起きにくい印象で、映画の視聴を進める様にサクサクとストーリー進めることが出来る。 クリアしたチャプターも再度プレイが出来て、ストーリーを初めからリプレイや中ボス後からというように途中から何度もプレイが出来る。 クリア評価アップや隠しアイテムの探索などやりこみ要素も充実している。
ファイルセレクト画面
難易度も、以下4段階があってセーブデータのロード時やファイルセレクト時に都度選択ができるのも良い
- 【守護】SUPER CASUAL
- 【有利】CASUAL
- 【拮抗】Pr.STANDARD
- 【極限】Pr.ULIMATE
難易度セレクトメニューの画面
イマイチなところ
ストーリーのボリューム感と若干の違和感
ストーリーは、全体的に暗目な感じだが、ボリュームは多く無く少なく無くという程度でもストーリー内で語られた事も深堀りする要素も少ないので、謎が残ったまま少し消化不良感は残る。 また続編があっても良いのかなと思うけど、物語の続きじゃなく全く違うストーリーの続編という形でも良いかなと思う。
若干の違和感はゲーム性に直接関係はないけど、主人公を男女でどちらかを選択すると、選択しなかった方がストーリーキャラで出現する事になる。 つまり、主人公が男ならストーリーキャラは女、主人公が女ならストーリーキャラは男となる。ストーリーキャラ男は頼りにならなすぎて少し面白い感じになってしまう。
キャラセレクトの画面
独特な操作性で難易度が高め
アクションバトルでは、左右のスティックでレギオンと主人公キャラを別々に操作するので、慣れないとバトル中は思うように操作が出来ず何度もコンティニューを繰り返すことになる。 ただレギオンは自動で戦闘をおこなってくれる
キャラクターを同時に別々に操作するゲームでいうと、私はN64の「罪と罰 〜地球の継承者」を想起してしまう。あれも難しいアクションシューティングですが
操作レクチャーは丁寧に用意されていて好印象だが、実際の戦闘では敵が迫ってきて慌てることになり思うように操作ができず、何度もコンティニューを繰り返す事になると思う。 しかし、コンティニューを繰り返すことでトライアンドエラーが出来て思う様に操作が出来るようになると快感になる。 初めのうちは慣れなくても、アイテムを十分準備すればゴリ押しが出来る難易度ではある。
オプション画面でキーコンフィグの設定が出来て、4つあるプリセットの内で選択する事になる。 私は標準のプリセットAのままで違和感がなかったので特に変更はしていない。
カメラの上下左右リバース設定やカメラ回転速度の設定も出来る。
オプション画面
序盤のプレイ動画
アクションが好きなユーザーなら絶対購入しても損はしないと思う
関連リンク
公式サイト:ASTRAL CHAIN(アストラルチェイン) | Nintendo Switch | 任天堂